忙しい母と幼い私とのコミュニケーションの場

女手一つで育ててくれた母は毎日仕事に忙しく、帰って来ても翌朝の仕事の為に早めに寝てしまう人でした。
幼い私は、なかなか時間の合わない母に寂しさを覚えていましたが、ある日、母ドライブに行こうと誘ってくれたのです。
ドライブと言ってもマクドナルドを買い、母の用事のある場所まで着いていき、車内で談笑する程度だったのですが…。
日頃から母に構ってもらえなかった幼い私にとって、とても嬉しい出来事でした。
そして、あんまりにも私が楽しそうにしていたからか、その日を境に、母は近場までのドライブに私を誘ってくれるようになりました。
仕事でなかなか時間の取れない母にとって、移動時間を娘とコミュニケーションが取れるというのはとても効率が良いものだったのではないでしょうか。
だいたいが母の仕事までのドライブだったので毎回仕事内容を聞いていました。
そして当たり前のように母の仕事に興味が湧きました。
今では母と同じ職業についています。

ドライブ中の音楽は欠かせないものです。ドライブ中にいかにリラックスできるかも大事なところだと思います。スピーカー交換で車内の音質向上がはかれます。